Innocent

Designed by Takuto Ohta

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直感に従いモノを積んでゆく感性や想像力を引き出す為のツール。45度カットを貴重としたブロックは様々な角度や形に積んでゆくことができる。またマスキングテープ用い塊を作る事で最低限の構造が発生し造形に幅を与えてくれる。

目的や意味などに目もくれず、目の前のブロックに向き合う。「何を」作ってるかなんて野暮な事は考えず、組み合わせの自由と不自由さに物理法則を感じ木の匂いと手触りに森を見る。僕は家具が好きだから手を動かすと自然と家具ができていた。ロケットやビルにでも変容し得る積み木の創造性は、少ないモチベーションに対する複雑さの現れである。

ものづくりの純粋性と快楽性を河原や山頂に積まれた石に感じるように、人には内在的に物質と行為の間に満たされている何かへの感覚がある。遊びの様な非生産的な行為に存在する「それ」は、独特なリズムや雰囲気を醸し出し、生産されたモノには残影として在り続ける。染み出した無垢さや無意識は二次的な生産の呼び水として思考を伝達し、不確かな感触の余韻を響かせる。形なき形の界面を撫でながら内在感覚との会話に浸る。

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